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研究説明書

研究計画通知番号(受付番号):23133
倫理委員会承認日:2023年 12月 25日
作成日:  2023年  12月  1日  

「自分ができると思う身体能力と実際の差は足関節捻挫と関係するか」へのご協力のお願い

以下の内容を理解し、本研究にご協力いただける方は、巻末の同意書フォームに入力してください。入力を確認次第、石川より連絡し、データ採取日の日程調整をいたします。
 
これから説明する研究の内容は参加される皆さんが不利益を受けないよう、埼玉県立大学の倫理委員会により十分に検討し承認され、本学の学長により実施が許可されています。
 

①     研究課題名 
自分ができると思う身体能力と実際の差は足関節捻挫と関係するか

②    研究機関の名称及び研究者の所属・職名・氏名 
(1)    研究責任者
埼玉県立大学 理学療法学科 高﨑 博司
研究指導、データ管理

(2)    研究分担者
埼玉県立大学 医療福祉学部 理学療法学科 石川千夏
データ管理以外全て

 

③    研究の目的及び意義 
これまでの研究で
運動能力が将来の怪我を予測する因子としては大きくないことが明らかになっています。そこで本研究では、怪我の中で最も発生頻度の高い足関節捻挫と自分ができると思う身体能力と実際の差に関係があるかについて検証します。
 
本研究では、自分で動作能力を確認する「KOJI AWARENESS」という、スポーツ庁の長官である室伏広治氏が開発し、推奨している評価法を用います。KOJI AWARENESSとは老若男女問わず自分のペースで簡単に自分の身体の状態を知ることができるセルフチェックツールで、肩甲骨の可動性、胸椎の可動性、体幹部の筋力などの11項目に分けられており、それぞれの項目の決められた動作をどの程度行えるかを自分で評価し、点数付けを行うものです。
 

④    研究の方法及び期間 
(1)    研究方法

本研究では、年齢・性別・体格・運動歴が似ている、足関節捻挫の既往がある方と無い方からデータを採取し、比較します。本研究のデータ採取は1回のみです。
 

(2)    対象者
18歳以上60歳以下の方で以下の①または②に該当する方が対象となります。
①    この1年以内に足関節捻挫の既往がある方で、現在日常生活活動動作に支障がない方
(「足関節捻挫」は病院受診の有無は問いません)
②    この1年以内に足関節捻挫の既往がない方

なお、以下に当てはまる方は対象とはなりません。
・この1年以内に足関節捻挫以外の靭帯損傷や骨折の既往がある方
・軽度な立ち上がり・片足立ち・前屈動作などの運動に支障をきたす何らかの障害のある方
・医師から軽度な運動を止められている者

 

(3)    データ採取手順:拘束時間60分程度
①    Googleformを使って年齢・生物学的性別・身長・体重・運動の種目に回答していただき、日常的な運動習慣に関する簡単なアンケートに回答していただきます。
②    KOJI AWARENESSテストの説明動画を実施しせずに視聴していただき、採点基準に則って、自己採点してGoogleformに入力していただきます。
③    次に、各テストを実施していただき、自己採点してGoogleformに入力してもらいます。

 

(4)    データ採取場所
データ採取はオンラインまたは、近郊であれば対面も可能です。本学でのデータ採取をする場合は、本学理学療法学科実習室にて行います。対応可能な範囲で、あなたの希望に合わせますので石川へご相談ください(例:あなたのサークルの活動場所に石川が出向いて、そこでデータを取ることも可能です)。複数名同時にデータ採取することもできます。
 

(5)    研究期間
データ採取は埼玉県立大学倫理委員会の許可が降りてから2025年3月31日までとします。また最終公表日は2027年3月31日までとします。
 

⑤    研究対象者の選定方針 
SNS、学内メール、地域への回覧板、石川の職場を含む運動指導者への周知にて、対象者を広く募集します。
 

⑥    研究対象者に生じる負担(予測されるリスク・利益)、利益の総合的評価(負担・リスクを最小化する対策) 
・本研究参加におけるリスクは少ないです。計測に必要な時間は1回あたり60分程度であると考えられます。
・必要に応じて休憩を挟むようにします。
・本研究に参加するかどうかは自由です。参加不参加、同意の撤回に関わらず一切の社会的不利益は生じません。
・痛みや何らかの理由で出来そうにない動作は実施しなくても構いません。
・本学で定められた感染症対策を徹底した上で行います。
・本研究において謝礼はありません。
・本研究に参加して、怪我する危険性は低いですが、万が一、そのような事態が生じた場合は、研究責任者が加盟している理学療法士賠償責任保険で対応します(身体賠償として1事故最大300万円の支払いが可能)。

 

⑦    同意後も同意を撤回できること及び撤回期限(撤回できない場合はその理由)
協力は任意であり同意しないこと又は同意を撤回しても不利益な扱いを受けないこと 
・本研究への同意はGoogleformで行い、入力した内容は入力したメールアドレスに自動で転送されます。
・研究に参加するかどうかはあなた自身で決めてください。研究に参加しない場合でも対象者は不利益を受けません。研究に同意した後でも参加を取りやめることができます。その場合も、対象者は不利益を受けません。
・本研究に一度参加したけれども、データの破棄を希望する(同意撤回する)方は、巻末の同意撤回書Googleformから同意の撤回が可能です。ただし、データ採取から1週間後に匿名化するため、同意撤回可能期間はデータ採取から1週間です。

 

⑧    研究に関する情報公開の方法と公開時の個人情報の保護について
・本研究では画像・動画・音声データは採取しません。
・本研究で取得する情報は、平均値などの代表値で公開し、個人が特定されることはありません。

 

⑨    研究対象者が希望すれば研究に支障のない範囲で研究計画書を閲覧できること 
ご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の保護に資料がない範囲で、研究計画書を閲覧することができますので、下に書かれた高﨑の連絡先までご連絡ください。

 

⑩    個人情報の匿名化方法と対応表作成の有無 
・本研究では要配慮個人情報は扱いません。
・各対象者にはIDを割り付けて管理します。
・データ採取1週間後には、IDとあなたの氏名やメールアドレスが紐づいた対応表を削除し、誰のデータかわからないように匿名化します。
・したがって、解析するデータからは個人が特定されることはありません。

 

⑪    資料等(試料・情報)の保管及び廃棄の方法 
・本研究にて計測したデータはすべてGoogleドライブに一時保存し、誰とも共有しません。
・対応表データは、データとは別のハードドライブにパスワードを付して保存します。
・データ解析が済んだあとは、Googleドライブからデータを削除し、パスワードを付したUSBメモリに移動して、本学北棟439の鍵のかかる戸棚で高﨑が保管管理します。
・研究データ及び試料は研究終了後、5年間または結果公表後、3年間(いずれか遅い日)まで保管され、その後、USBメモリをフォーマットしてデータを破棄します。

 

⑫    研究資金源と利益相反の開示 
・高﨑の内部資金のみ活用します。
・本研究の組織全体について起こりうる利益相反及び個人の収益はありません。
・本研究には謝礼はありません。
・本学にお越しになる際の交通費や本研究に必要な通信費はあなたの自己負担となります。

 

⑬    問い合わせなどの連絡先
研究責任者 高﨑 博司    
所属機関・部署 埼玉県立大学 理学療法学科
所属機関住所 埼玉県越谷市三野宮 820番地
Tell 0489734706
メールアドレス takasaki-hiroshi@spu.ac.jp


本研究に一度参加したけれども、データの破棄を希望する(同意撤回する)方はこちら
※同意撤回可能期間はデータ採取後1週間です
 
 
 
 

本研究にご参加いただける方はこちら​】




 
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